皆さんこんにちは。
今回はクーラントのお話です。
クーラントとはエンジンを冷やす為にある冷却水です。
通常の水道水でも冷却はできますがクーラントを使用しないとトラブルの原因となります。
エンジン冷却以外のクーラントの主な役目は
『沸点を上げ、オーバーヒートを防止する』
『エンジン内部、ラジエターの錆を防止する』
『冬場の冷却水の凍結を防止する』
等です。
クーラントは車にとって大変重要なパーツといえます。
写真のように使用後と新品ではこんなにも違いがあります。(実際にはもっと黒くなっているものや錆で茶色くなっているものもあります。)
左のクーラントをそのまま使用し続けると冷却系統の詰まりや漏れによるオーバーヒートにつながりかねません。
また、室内エアコンのヒーターもクーラントの熱を利用していますので漏れて少なくなっているとヒーターが効かなくなることもあります。
このようなトラブルを防ぐためにも基本的には2年に一回(車検ごと)、使用状況によってはもっと早く交換されることをお奨めします。
ボンネットを開ければ写真のような丸いタンクがありますので一度、量と色をチェックしてみてください。
(タンク位置は車種により異なる場合があります)
注意:走行直後やエンジン回転中はキャップを開けるとクーラントが飛び出しやけどをする場合がありますのでキャップは開けず、目視のみで点検してください。
長く点検されてない方は危険な状態かも知れないですよ。
(不安な方は、わたくし東出までご相談くださいね。
クーラント以外でも整備のことなら何でもOKです!!