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今回はブレーキとエネルギーのお話です。
ブレーキと言えば車の構成部品の中でも最も重要な部品のひとつですよね。
現在の車のブレーキはほとんどがディスクブレーキと呼ばれるものが採用されています。
タイヤと一緒に回っているブレーキローターをブレーキキャリパーに油圧を加えてブレーキパッドで挟み込んで車を止めています。
車は走行しているときには前へ進むという運動エネルギーが発生しています。
重さ1トンを超える鉄の塊が時速50~60Km/hで走っているのですからものすごく大きな運動エネルギーと想像できますよね。
ブレーキをかけるとブレーキローターとブレーキパッドの摩擦が起こり車が止まるのですがこの時に摩擦熱が発生します。
つまり運動エネルギーを熱エネルギーに変換して車が止まっているのです。
ローターとパッドは自分の身を削り熱くなって車を安全に止めています。
過酷なブレーキ達に定期点検の時期か来ればリフレッシュさせてあげてくださいね。
ちなみに事故の時は運動エネルギーを熱エネルギーに変換できない為、車をつぶすエネルギーになり、車は止まりますが後が大変なことになります。
こうならない為にも日頃のメンテナンスと安全運転を心がけましょう。