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現在プジョーのディーゼル車にはBlueHDiとよばれる尿素SCRシステムが搭載されています。
これは、排ガスに尿素水を吹き付けることで有害な窒素酸化物(NOx)を空気中にも含まれる窒素と水に還元するというものです。
この吹き付ける尿素水というのがタイトルのAdBlueという専用の液体でございます。
専用のタンクが車体後方に設けてあり
そこから触媒に供給するのですが、
残量が少なくなるとメーターにこの警告灯が点灯します。
よく「AdBlueのランプが点いてタンクが空になったら動かなくなると聞いた。」と慌ててお越しになるお客様もいらっしゃいますが
安心してください。
このランプが点灯してから車種にもよりますが1000㎞程度は問題なく走行が可能ですので
落ち着いていらしてください。
エンジン警告灯と同時に点灯した場合はシステムの故障が考えられます。
この場合も慌てず早めのご入庫をおすすめします。
AdBlueは写真のようなホースを使って注入をします。
ちなみに、濃度を測定しながら(32.5%)噴射しているので水などで薄めたりAdBlue以外の物をいれると始動不能になる恐れがあります。
注入口は3008、5008兄弟や新508(R8)、308の1.5リッター車は
給油口の隣になかよく並んでいます。かわいいですね。
AdBlue注入口はおしゃれなフレンチ・ブルーなので間違えないように。
308の1.6リッター、2.0リッター車や先代508(W2)は
ラゲッジルームの一番下、スペアタイヤの隣に設けてあります。
そのため、トランク内の荷物を降ろさないといけない為
AdBlue補充や12カ月点検の際はできるだけ荷物を少なくして頂けると私としてもとてもありがたいです。
いらない荷物を下ろすとその分軽くなるので燃費の向上にもつながりますよ!